春望 五月一日 「あの日から」
今日で窯に火が灯ってから丁度一年が過ぎた。
とは言っても一年ぐらい窯はお休みしていたのでこれからが始まりとも言える。
急に気温が上がりパン生地も自分も順応にしくはくしている。
一日のスケジュールをぐっと前倒しにした。
日が昇る前にほとんどの作業を終えるような。
その分朝は早くなったけれど作業はお昼前には全て終わるから一日を長く感じれる。
「光」に向けて小麦の酵母とは別にライ麦の酵母も復活させている。
夏のライ麦パンのために。
「光」は定期便になる。
月に一度、自分の身近な光に焦点をあてられるような内容にしている。