春望 五月十日 「祈りと感謝」
昨日は天気が悪かったせいか今日の晴れ間は格別だった。
既に厨房の窯がある部屋は30°だ。
「光」は定期便の名称になった。
定期便「光」
パンのセットは2種類
灯と糧。
今までの僕のパンと同じだけれども少し違った、もっとパンが届く、食べる、そこに在る側に寄り添ったものを作っている。
パン以外にも、むしろそちらの方が大切なぐらい。
そんな淡々としているけれども光が差し込むようなものを作っています。
日記が始まってもう三ヶ月ぐらいか。
三ヶ月前と今では世界は一変してしまった。
同時に僕自身も暗闇をもがいた。
やっとパンが焼けている。
光を掴んだ。