春望 三月八日 「柔軟に」
気付いたら布団で眠っていたようだ。昨夜は夜中の1時ごろに車で実家に到着。くたくたで布団を敷き少し横になったと思ったら気付いたら朝だった。しとしとと雨の音がする朝だ。
丹波を出る前の数日は低気圧の影響で天気が不安定だった。やっと晴れたと思って出発したがそのまま低気圧の移動と並行して戻ってきてしまったようだ。
諸々少しだけ残していた荷物を積み込んだら少し持ってきていたパンを友人に送ったり。
石臼の目立てができた旨の連絡を受けていたので夕方ぐらいに浅草橋まで取りに行くことに。これが都内の夕方かと言うほどに人通りは少なくコロナの影響を感じた。
しっかりと小麦用に目立てられた石臼は厳かな雰囲気を放っていた。
帰り道、せっかく浅草まできたのだから、と、蕪木でホットチョコレートをいただいた。
すっきりとしたチョコが空腹の胃に広がる。
肩肘張らず、固定概念に囚われず、自由に、だけど芯は変わらずに。「光」はそんなセットになる。