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春望 二月二九日 「雨の帰路」

車の中で目が覚める。一瞬ここはどこだ、そう思った。

このまま丹波に帰ろうと思っていたが、岡山にも行きたい。一文字うどんのたけおさんに預けた小麦もある、キノシタショウテンの木下さんにも相談したいことがある。このまま岡山まで行こう。

晴れの国岡山も珍しく雨だ。一文字うどんでお腹も空いたのでシラサギ小麦のうどんと豆腐天、かき揚げ天、昆布おにぎりをお盆に載せてうどんができるのを待つ。

そうしていると声をかけられた。名刀味噌の隆平さんがファミリーで来ていた。せっかくなのでご一緒させてもらった。人と食べるご飯はそれだけで最高の味付けだ。

アンドブレッドさんに行くということで自分もご一緒させていただくことにした。

そこでもまた新しい出会いもあり全て円で繋がっていると思った。

キノシタショウテンに行き木下さんと久しぶりに打ち合わせ。京都への卸し再開を快く承諾してくれた。感謝。それ以外にもキノシタショウテンの今後の話なども聞かせていただき勉強になる時間だった。

そんな今日は晴れの国岡山にしては珍しい、一日中雨の岡山。帰りにbelkに寄ろうと思ったけれど時間の都合で近くまで行ったけれど断念。また次回に。

車を運転してやっと帰丹。丹波実家に足を運ぶ。どうやら家を離れから母屋に移動して忙しくしているようだ。丁度新しいもの薪ストーブの着火のタイミングで到着。

綺麗に燃えている。火はやはり美しい。そんな火を見ているうちに疲れた眠気が一気に押し寄せてきた。

薪ストーブのある部屋で眠れる。久々に平面での就寝は格別だ。有難い。関連記事