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2020-03-17

三月一七日 「失敗」

配送を始める日。

試しに夏場の作り方に戻してみた。

種を多めに入れて短時間の発酵でリズムよく作るやり方だ。

生地を作るまでは良かった。生地が出来上がった後思いの外発酵が早い。季節が変わろうとしているのだ。

最後にブリオッシュを捏ねたのが失敗だった。バターや砂糖、卵など普通のブリオッシュに比べて割合は少ないがやはり重い生地になるので発酵が遅い。

けれどもカンパーニュとブレの発酵はスムーズにいっている。どこで成形するか迷う。

そうこうしているうちにカンパーニュから発酵完了の合図がきた。

生地を分割して成形。ブレも同じ工程を繰り返す。

ブリオッシュはまだこれからだったが種の量も多いのですぐに成形しても大丈夫だろうと安易に成形。そのあとも温かくなる厨房で2時間ほど置いたので大丈夫だろうと思っていた。

窯の中で洗った天板を乾かしているのを忘れてそのまま着火してしまった。グラ(火を吹くパーツ)は一度稼働したら火を落とさないと取れない。生地の発酵も待ってはくれないのでそのまま燃やし続けた。

1時間ちょっと燃やしてグラを外し窯入れ。

全体的に長時間発酵をとっていないので生地が小さく見える。

ブレは型には入れず布取りでやっている。ストレートだと生地がだれて難しい。やはりこのやり方は今の作り方には向いていない。

気づくとパンの作り方ばかりになってしまったけどこうやって「光」に向かっていく。

失敗は身銭を切ってでもしたい。

失敗でしか前には進めない。

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