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春望 四月六日 「桜色のパンと」

少しだけ仮眠をとり昨日の夜仕込んだ生地を焼く。少しずつパンを作ることに意識も身体も順応してきた。

今日のパンは桜色だった。パンを焼き始めた頃は焦げる寸前の黒に近い茶色まで焼き込まれているパンに惹かれていた。今はパンが焼き上げられた時に気持ち良さそうな色であればどんな色でもいい、それもまた歳とともに季節の移り変わりのように移ろいゆくものだと思う。

「光」は五月上旬を目処に完成させる予定だ。春望、光、どちらもコロナが世界中で猛威を奮い始める少し前から書き始めたもだったがこうして今の状況と照らし合わせた時、何か意味があるように思う。

パンの内容よりも「光」そのもので誰かのささやかな糧になるような内容にしよう。

僕がそうであったようにどんな時でも、どこにでも、

光はそこにあった。

完成まで自分ができることはただパンを焼くこと。そしてしっかりと届けること。

その瞬間瞬間も光の軌跡なんだ。